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    第1金曜日・・・映画解説・研究者 上妻祥浩さん

    第2金曜日・・・ライブ配信ディレクター 斉場俊之さん

    第3金曜日・・・熊本市立出水南中学校 校長 田中慎一朗さん

    第4・5金曜日・・・元RKKアナウンサー 宮脇利充さん


    ◆WEB https://rkk.jp/515news/

    ◆メール 515@rkk.jp


    ★地上波ではRKKラジオ(熊本)FM91.4 AM1197で、毎週金曜日 午後5時15分から放送中。是非生放送でもお聴きください。

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  • 2025年春の注目映画レビュー ――時を越え、真実を問う話題作が続々登場!
    Apr 4 2025
    2025年春の注目映画レビュー――時を越え、真実を問う話題作が続々登場!春は別れと出会いの季節――そんな今こそ、大きなスクリーンで物語の世界にひたってみませんか? 映画解説研究者の上妻祥浩(こうづま よしひろ)さんが、4月に公開される注目作3本をご紹介くださいました。個性的な演出と深いメッセージが詰まった作品ばかりです。まずは少し寂しい話題から。熊本市の「ユナイテッド・シネマ熊本」が3月末で閉館しました。交通の便がよく、学生たちにも親しまれてきた映画館の閉館に、惜しむ声も多く聞かれます。とはいえ、映画の魅力はまだまだ尽きません。この春も、劇場でしか味わえない名作があなたを待っています!🎦 『HERE 時を越えて』(4月5日公開)一つの場所を“定点カメラ”で映し続けるというユニークな手法で、壮大な時の流れと人間ドラマを描き出す話題作。監督は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『フォレスト・ガンプ』のロバート・ゼメキス。主演のトム・ハンクスは10代から70代までの同一人物を、デジタル技術を使って見事に演じ分けます。恐竜が歩く太古から未来まで、同じ場所に立つ家を舞台に、世代を超えて紡がれる人生の断片。カメラは動かず、家からもほとんど出ない。それでも画面から目が離せないのは、そこに“生きている”人間の姿があるから。映画の常識を覆す、まさに“映像の魔法”。劇場で体験すべき一作です。👉 公式サイトはこちら https://here-movie.jp/🎦 『アンジェントルメン』(4月5日公開)タイトルは“紳士”ですが、登場するのはまったく“紳士的でない”極秘部隊!第二次世界大戦下、ナチスドイツに押されるイギリスで、チャーチル首相が極秘に結成した少数精鋭の部隊。その中心人物は、ジェームズ・ボンドのモデルの一人ともされる実在の軍人です。諜報活動に携わっていたボンド原作者イアン・フレミングも登場し、歴史とフィクションが交錯するスパイアクションが展開。音楽はまるでマカロニ・ウエスタンのように殺伐とした雰囲気を漂わせ、スタイリッシュながらもシリアスな空気感が印象的。ミッション・インポッシブルや往年の戦争映画を彷彿とさせる、骨太な娯楽作です。👉 公式サイトはこちら https://ungentlemen-movie.com/🎦 『#真相をお話しします』(4月25日公開)タイトルに「真相をお話しします」とありながら、“詳細は話せません”。暴露系の生配信番組を舞台に、参加者たちが視聴者からの投げ銭を目当てに、自らの“告白”を始める――という現代ならではのサスペンス。原作は短編ミステリー集で、劇中でも1話ずつ語られるエピソードが少しずつつながっていきます。主演はMrs. GREEN APPLEの大森元貴さんと、timeleszの菊池風磨さん。ナチュラルかつリアルな演技で、現代社会への鋭い批評性をもたらしています。後半に待ち受けるどんでん返しは、劇場でぜひ体感していただきたい“言えない”魅力。観る前に情報を入れず、真っさらな状態で楽しむのがおすすめです。👉 公式サイトはこちら https://shinso-movie.jp/🎬 春、スクリーンの中で“旅”をする。映画館が減りつつある今だからこそ、大きなスクリーンで味わう物語の旅は、かけがえのない体験になるはずです。『HERE 時を越えて』では時間を、『アンジェントルメン』では歴史を、『#真相をお話しします』では真実をめぐって――それぞれの世界が観る人を待っています。春の休日に、少しだけ現実を離れて、映画の中で“時空の旅”をしてみてはいかがでしょうか。📻【ニュース515+plus】エンタメ・教育・ITの専門家が気になる話題を徹底解説!毎週金曜 午後5時15分~ RKKラジオ(FM91.4 / AM1197)で放送中!🎙第1金曜日…映画解説研究者・上妻祥浩さん🎙第2金曜日…ライブ配信ディレクター・斉場俊之さん🎙第3金曜日…熊本市立出水南中学校 校長・田中慎一朗さん🎙第4金曜日…元RKKアナウンサー・宮脇利充さん📧 メール:515@rkk.jp🌐 WEB:https://rkk.jp/515news/
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  • この春、静かに語られなかった「80年談話」
    Mar 28 2025
    🔶【“謝罪を続ける宿命”を超えて──戦後80年談話を巡る思索】ある朝、宮脇利充さんはいつものように新聞を開いていて、一つの記事に目が留まりました。見出しには、**「石破内閣、戦後80年談話を見送り」**とあります。「へえ、そうなんだ」と読み進めながら、やはり複雑な思いがわいてきたそうです。「戦後80年というのは、被爆からも80年。日本が核兵器や戦争について、もう一度明確に言葉にする節目の年だと思うんです」この節目に、首相としての公式談話を出さない。もちろん、談話というのは“出すことが義務”ではありません。でも、だからこそ、出さないという選択には意味が宿ってしまう。宮脇さんは、少し残念そうな表情で語ります。 🔶「語らない」という選択が示すもの歴代の政権では、10年ごとに“首相談話”が発表されてきました。1995年の村山富市内閣、2005年の小泉純一郎内閣、2015年の安倍晋三内閣──。特に安倍首相の談話は、これまでの流れとはやや異なるものでした。「自分の代で、10年ごとに繰り返されるこの“謝罪の談話”を終わらせたい」という思いがあったと言われています。その真意を知るために、宮脇さんが手に取ったのが、船橋洋一著『宿命の子 安倍晋三政権クロニクル』。文藝春秋から上下巻で出版されたこの本には、あの戦後70年談話がどのようにして練られ、どれほど多くの人々の手を経て形になったのかが、丹念に描かれています。 🔶自分の言葉か、閣議決定かそもそも安倍さんは最初、「閣議決定」という手続きを避けて、自分個人の言葉として談話を出したいと考えていたそうです。「けれども、それには何の意味があるのか?」と政務秘書官の今井尚哉氏や、当時官房長官だった菅義偉氏に諭され、最終的に閣議決定の形をとることに。つまり、「個の想い」からスタートして、「国としての立場」に着地するまでに、多くの葛藤と調整があったのです。 🔶言わない自由と、表現の工夫たとえば、それまでの村山・小泉談話では「我が国は侵略した」とはっきり明記されていました。しかし安倍談話では、主語が消え、『事変、侵略、戦争。いかなる武力の威嚇や行使も、国際紛争を解決する手段としては、もう二度と用いてはならない』と一般論のように語られます。また、お詫びの言葉も、「歴代内閣の立場は揺るぎない」と記述されるのみで、あらためて自らが謝罪する表現は避けられています。「そういった意味で、“言いたくないことは言わない”。でも、どう伝えるかにはものすごく工夫がされていたんですね」と宮脇さん。 🔶談話を支えた、数多くの声この談話づくりには、実に多くの人たちが関わっていました。政治学者の北岡伸一氏をはじめとする有識者会議、元読売新聞主筆の渡邉恒雄氏(ナベツネ)や、アメリカ大使キャロライン・ケネディ氏の意見も反映されているといいます。たとえば、「深く頭を垂れ、哀悼の意を表する」という一文は、ナベツネ氏のアドバイスによるもの。また、慰安婦問題への言及は、女性の人権への言及として、慎重に表現されています。 🔶“宿命”をどう引き受けるのかそんな中、心に残る一文があります。「私たちの子や孫、さらにその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」この言葉は、安倍さんが一番伝えたかったことかもしれません。そして続けてこうも書かれています。「しかし、それでもなお、私たち日本人は、世代を超えて過去の歴史に真正面から向き合わなければなりません」つまり、“謝罪を終わりにしたい”という想いと、“それでも歴史と向き合う覚悟”が、同時に存在していたということなのです。 そして、今──今、石破首相が戦後80年談話の発表を見送ることは、「語らない」という選択をすることです。「石破さんが、安倍談話に違和感を持っていたのであればこそ、自らの言葉で語ってほしかった。党内基盤が弱くて発表できないというのは、とても悔しい話だなと思います」宮脇さんはそう語ります。戦後という時間の中で、どの言葉を選び、どこまで語るのか──それは、政権...
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  • 🌸はなむけの言葉──“あなたのことをちゃんと見ている人が必ずいる”
    Mar 21 2025
    🌸【はなむけの言葉──卒業・進学・新生活を迎えるすべての人へ】熊本市内では、今日、多くの小学校で卒業式が行われました。私も来賓として出席させていただいたんですが、小学生たちの胸を張って旅立つ姿、本当にまぶしかったです。最高学年として学校を支えてきた6年生が卒業し、わずか数週間後には、新しい制服を身にまとって中学校にやって来る──この春の季節ならではの風景ですね。そんな「旅立ち」の時期に合わせて、今日は熊本市立出水南中学校の校長・田中慎一朗先生に、「はなむけの言葉」をテーマにお話を伺いました。 🔶優しさは、見えないところで動いている「実は今日、私、RKKに来る途中、自転車で転んでしまって…」と田中先生。小指を擦りむいてしまったそうで、気づかないうちに血がポタポタと。そのまま受付に立ち寄ると、受付の警備の方がそっと絆創膏を差し出してくれたのだとか。「何か、心が洗われました」と先生。何も言わずとも、誰かが気づいてくれる。その存在がどれほど心強いか。「だから、卒業して新しい環境に飛び込む人たちへ最初に贈りたい言葉は、“あなたのことをちゃんと見ている人が必ずいる”ってことですね」と田中先生は語ります。 🔶期待通りじゃなかった“今”も、必ず糧になる「思い通りにいかなかった3年間だったかもしれない。思い描いていた進路じゃなかったかもしれない。でも、それが“失敗”ではないんです」田中先生の言葉は、学校に来られなかった卒業生とその保護者のために、別室で行われた“もうひとつの卒業式”で贈られた式辞の一節にも通じます。「“その後どう生きるか”で、どんな今も意味が変わってくる。それは誰にでも言えることです」たとえつまずいたスタートでも、その一歩を踏み出した自分こそが素晴らしいと認めてあげてほしい──そんな先生のまなざしは、とてもあたたかいものでした。 🔶今この瞬間を、できるだけ楽しんでほしい新しい学校、職場、新しい街…どこへ向かうとしても、不安はつきもの。「ワクワクします!」と言いながら、実は不安でいっぱいの人も多いでしょう。でもそんなときこそ、田中先生はこう語ります。「“将来楽しむために今は我慢”じゃなくて、今を楽しんでいいと思うんです。今だけが楽しいんじゃなく、1年後、5年後、そしてまたその場所を離れるときにも“ここでよかった”と思えるような日々を、自分の力でつくってほしい」 🔶“あなたらしく”の、その先に「人ってそれぞれ。“みたいな人”はいないし、みんな自分のかたちがある。それを大事にして、誰かと関わりながら、今を笑って生きていけるといいですよね」熊本城マラソンの例を挙げながら、先生は語ります。ゴールできなかったことが“失敗”ではない。挑戦したこと自体に、意味がある。挑戦しなかったことと比べれば、結果の成否なんて本当に小さな差だと。 🔶そして、疲れたときは「戻っておいで」「不安なとき、傷ついたとき、また戻ってきていいよって、伝えたいんです。ちゃんと、見守ってる人はいるから」卒業していった生徒たちにも、春から新たなスタートを切るすべての人にも、田中先生の言葉はやさしく、力強く響きます。「どこかで誰かが、あなたをちゃんと見てる。絆創膏をそっと差し出してくれるように、あなたを大切に思ってくれる人がいる。それだけで、また一歩前に進めると思います」旅立ちの春、そんな“はなむけの言葉”を心にそっとしまって、今日もまた、それぞれの一歩が始まっていきます。【ニュース515+plus】エンタメ・教育・ITの専門家が気になる話題を徹底解説!!【2025年3月】第1金曜日・・映画解説・研究者 上妻祥浩さん第2金曜日・・・ライブ配信ディレクター 斉場俊之さん第3金曜日・・・熊本市立出水南中学校 校長 田中慎一朗さん第4金曜日・・・元RKKアナウンサー 宮脇利充さん◆WEB https://rkk.jp/515news/◆メール 515@rkk.jp★地上波ではRKKラジオ(熊本)FM91.4 AM1197で、毎週金曜日 午後5時15分から放送中。是非生放送でもお聴きください。
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