LeoN Radio Sunrise レオンラジオ日の出

By: 楠元純一郎&レオー
  • Summary

  • the podcast projected by 楠元純一郎&レオー。我らの文学+哲学+文化+法学。カバーアートの色で内容を区別しています。ximalayaからの引っ越し、順調に進んています。今後ともよろしくお願いいたします。
    楠元純一郎&レオー
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Episodes
  • ラッセル『哲学の諸問題』184 (『哲学の諸問題』第14章13段落)@ LeoN Radio 我らの哲学
    Nov 23 2024

    <LeoNRadio日の出 われらのラッセル哲学第184回『哲学の諸問題』

    "The problems of philosophy" by Bertrand Russell(第14章13段落)

    ラジオ収録20241120

    「レオンラジオ日の出」テーマ曲 作詞作曲 楠元純一郎 OP「水魚の交わり」ED 「遺伝子の舟」司会 楠元純一郎(法学者) 日本語訳 楠元純一郎 中国語訳 レオー(美術家・録音師) 日本語訳監修 松尾欣治(哲学者)福留邦浩(国際関係学者)


    The criticism aimed at, in a word, is not that which, without reason, determines to reject, but that which considers each piece of apparent knowledge on its merits, and retains whatever still appears to be knowledge when this consideration is completed.

    批判の目的は一言でいえば、理由なく否定することを決定することではなく、見かけの知識一つひとつをその長点に基づき検討し、その検討が完了したときにまだ知識であると思われるものはなんであれ保持することである。

    总之,我们所要达到的批判并不是毫无理由地就决定摒弃每种显而易见的知识,而是根据每种显而易见的知识的价值来对它加以衡量,经过衡量以后,保留下来任何表现为知识的东西。


    That some risk of error remains must be admitted, since human beings are fallible.

    人は間違いを犯しやすいので、なんらかの誤りの危険は許容されねばならない。

    因为人类是容易犯错误的,所以必须承认还有错误的危险。


    Philosophy may claim justly that it diminishes the risk of error, and that in some cases it renders the risk so small as to be practically negligible.

    哲学は誤りのリスクを減らし、場合によってはそのリスクを実際に無視できるほどに小さくするということを正当に主張できるだろう。

    哲学可以公道地自认为,它可以减少错误的危险,而且就某些情形而论,它使得错误小到实际上是微不足道的程度。


    To do more than this is not possible in a world where mistakes must occur; and more than this no prudent advocate of philosophy would claim to have performed.

    誤りが必ず起きるこの世界においてこれ以上のことをするのは不可能であり、哲学の慎重な論者ならこれ以上のことをやったとは言わないだろう。

    在这个必然会发生错误的世界里,若想作得比这更多,便是不可能的了。况且也没有慎重的哲学倡导者会说,他们所要完成的会比这还多。

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    35 mins
  • 195 中勘助 銀の匙 123(後編8③) @ LeoN Radio 我らの文学
    Nov 23 2024

    ラジオ収録20240011020

    「レオンラジオ日の出」テーマ曲 作詞作曲 楠元純一郎 OP「水魚の交わり」、ED 「遺伝子の舟」司会 楠元純一郎 中国語翻訳・朗読 レオー(中国語講師・中国大慶の小学校美術教諭)朗読 松尾欣治(哲学者・大学外部総合評価者)読解者 福留邦浩(国際関係学博士)


    青臭いのも、体のつめたいのも、はじめのうちこそ気味がわるかつたがお姫様だとおもへばなにもかも平気になり、背なかにある三日月がたの斑文はんもんを可愛らしい眼だと思ふやうになつた。

    <斑紋(はんもん)→まだら模様、まだら→色の濃淡、種類が入り混じっているもの。>

    尽管蚕宝宝一身草腥味,通体冰凉,一开始我不太喜欢,但想到它们是小公主,一切困难似乎都能克服,蚕背上月牙形状的斑纹也被我看作可爱的眼睛。


    お姫様は四たびめの禅定から出たのちには体もすきとほるほど清浄になり、桑の葉さへたべずにとみかうみして入寂にふじやくの場所をもとめる。

    <四(よ)たびめの→四度目の。禅定(ぜんじょう)→心が動揺することのない瞑想の境地。清浄(しょうじょう)→仏教用語で、煩悩や罪がないこと、汚れなく清らかなこと。とみかうみ→とみこうみ→あっちを見たりこっちを見たり。入寂(にゅうじゃく)→僧侶が死ぬこと。>

    小公主结束第四次禅定后,身体干净得近乎透明,连桑叶也不再吃,只顾东张西望地寻找入定的地方。

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    28 mins
  • ラッセル『哲学の諸問題』183 (『哲学の諸問題』第14章12段落③)@ LeoN Radio 我らの哲学
    Nov 14 2024

    <LeoNRadio日の出 われらのラッセル哲学第183回『哲学の諸問題』

    "The problems of philosophy" by Bertrand Russell(第14章12段落③)

    ラジオ収録20241113

    「レオンラジオ日の出」テーマ曲 作詞作曲 楠元純一郎 OP「水魚の交わり」ED 「遺伝子の舟」司会 楠元純一郎(法学者) 日本語訳 楠元純一郎 中国語訳 レオー(美術家・録音師) 日本語訳監修 松尾欣治(哲学者)福留邦浩(国際関係学者)


    But there are beliefs—such, for example, as the belief that physical objects exactly resemble our sense-data—which are entertained until we begin to reflect, but are found to melt away when subjected to a close inquiry.

    しかし、例えば物理的な物体がセンスデータによく似ているという信念のように、我々が内省を始めるまでは抱いていても、綿密な審査をすると溶けてなくなる信念もある。

    但是有些信念——例如,相信物理客体恰恰和我们感觉材料相像——直到我们开始思索的时候,还是我们所怀有的一个信念;但是一经仔细探讨过之后,这个信念就不存在了。


    Such beliefs philosophy will bid us reject, unless some new line of argument is found to support them.

    哲学は、そのような信念を支持する論拠が新たに見出されない限り、そのような信念を我々に拒否するよう命じるであろう。

    像这类的信念,除非另有支持它们的新论证被发现,不然哲学就劝告我们要把它们丢弃掉。


    But to reject the beliefs which do not appear open to any objections, however closely we examine them, is not reasonable, and is not what philosophy advocates.

    しかし、どんなに綿密に精査しても反駁する余地のないような信念を拒否することは合理的ではななく、哲学が提唱するものでもないだろう。

    但是有些信念,不论我们怎样仔细地研究,看来仍是无可反对的。要摒弃这种信念是不合理的,而且也不是哲学所要提出的东西。

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    37 mins

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