• 春、SNSの“交通整理”を──リアルと繋がる世界で考えるべきこと

  • Apr 11 2025
  • Duración: 13 m
  • Podcast

春、SNSの“交通整理”を──リアルと繋がる世界で考えるべきこと

  • Resumen

  • 🔶【春、SNSの“交通整理”を──リアルと繋がる世界で考えるべきこと】新生活が始まる春。進学や就職で環境が大きく変わるこの季節、「SNSの使い方」も、少し立ち止まって見直してみませんか? そう語るのは、ライブ配信ディレクターの斉場俊之さん。今回はSNSにまつわる「情報の交通整理」の大切さについて話してくださいました。 🔶現実とSNSの境目が、なくなっている今「SNSは、もはやネット上の“別世界”ではないんですよね」たとえばアメリカの大統領が、記者会見より先にSNS(旧Twitter/現X)でメッセージを発信することがあるように、いまやSNSは、リアルな社会と地続きの場。「昔みたいに“ネットはネットだから”って言い訳できる時代じゃないんです。リアルな人間関係や生活に直結しているからこそ、使い方には配慮が必要です」 🔶自分に合ったSNSだけでいいいまやSNSと一口に言っても、X、Instagram、Facebook、TikTok、LINE、YouTube…と無数にあります。「でも、全部やる必要はないんです。自分が使いこなせる範囲、自分の生活リズムに合ったSNSだけで十分。車の運転と一緒で、扱えないものに無理に乗る必要はない」パスワードがわからなくなる、通知が追えない、情報が溢れて疲れてしまう…という人も多いはず。まずは“使いこなせるかどうか”で取捨選択してOK。それが、SNSを自分のものにする第一歩です。 🔶SNSにおける「3つの注意点」では、新生活に向けて、どんなことに注意すべきなのでしょうか。斉場さんは3つのポイントを挙げてくれました。① 発信内容の“拡散リスク”を忘れないたとえば「桜がきれいでした」と何気なく投稿した写真から、通勤・通学ルートや勤務先、学校が特定されてしまうことも。「見ているのは友達だけじゃない。見知らぬ誰かが、あなたの投稿から“情報”を拾っているかもしれない。写真や文の中に、知らず知らず個人情報が入り込んでないか、今一度見直してほしいんです」また、勤務先や学校のルールでSNSへの投稿が制限されている場合もあります。「うっかり」では済まされないこともあるので、事前に確認しておくのが安心です。②「繋がる相手」は選んでいいLINEやインスタで「交換しましょう」と言われたとき、「NO」と言いにくい空気、ありますよね。でも…。「自分のSNS空間には、自分で“誰を入れるか”を決めていいんです。特に、仕事とプライベートは明確に分けること。プライベートなLINEに業務連絡が飛び込んでくると、気が休まりません」そんなときは、思い切ってこう伝えても大丈夫。「LINEはプライベートで使ってますので、仕事の連絡は〇〇でお願いします」最近では、LINE WORKSやSlackなど、ビジネス向けのチャットツールも浸透してきています。会社側がこうした環境を整えることも、若い世代の離職防止につながるかもしれません。③ 子どもたちのSNSにも、大人のまなざしをスマホを持ったばかりの子どもたちは、まだトラブルを予測する力が育ちきっていません。「友達にLINEを教えたら、グループ内で悪口を言われて…」というケースも実際に起きています。SNSでのやりとりは表に出づらく、発見が遅れることも。「だからこそ、保護者の皆さんには“携帯を見る権利が家庭にある”と伝えてほしい。そして、日々の小さな変化を見逃さないようにしてほしいんです」 🔶SNSはリアルを豊かにするために「SNSって、現実をもっと楽しく、便利にしてくれるツールであるべきなんですよね」斉場さんの言葉には、リアルな人と人との繋がりを何より大切にしている姿勢がにじんでいました。新しい学校、新しい職場、新しい街。そのどこかで、誰かと繋がるとき、SNSが役に立つこともあるでしょう。けれどそれは、あくまで“道具”としての話。「SNSの中の自分が主役になってしまわないように。自分の“リアル”を幸せにするために、SNSを上手に使ってほしい」春、情報の交通整理をして、新しい一歩を安心して踏み出してみませんか?(聞き手:江上浩子)
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