Episodios

  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「太田市のジャズ&ボサノヴァ喫茶『Cafemusica』 その1」 BOSSAMANIA 2025/4/26放送
    Apr 25 2025
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。前半はブラジルの読書事情から。吉田さん曰く「ブラジルでは本を読むよりも会話の方がはるかに盛り上がる」というほど読書をしないとのこと。かつては年間2冊しか読まないと結果が出たほどに廃れているため、国際デーとして4/23に制定されている「世界図書・著作権デー(世界本の日)」に合わせて国家的に読書啓発を行っている模様。その一方でハリポタシリーズに出てきそうな図書館もあるので全く読まないということもなさそうな気がしますが果たして? 毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」のコーナーはリスナーより紹介があった群馬県太田市にあるジャズ&ボサノヴァ喫茶の「Cafemusica」を特集。今回は吉田さんが店主の宇都宮さんとの対談のために太田市の店を実際に取材&対談した内容をお届けします。宇都宮さんは喫茶を開店する以前に同じ建物でやっていたお店に客で来ていたのですが、その店が事情で閉店してしまったため、昨年12月に自ら開店するに至ったとのこと。先の店の常連さんやマスターの友人さん達の希望もあり、また彼自身も自宅では聴けないヴォリュームで音楽を楽しみたいという気持ちも開店の後押しとなったようです。なお宇都宮自身、かつて高田馬場のジャズ喫茶「イントロ」で修業をされていたとのこと。そこのオーナーの茂串さんはかつてミュージックバードのジャズチャンネルで放送されていた「イントロに気をつけろ!」のパーソナリティでもあり、吉田さんもゲストで登場しましたが茂串さんの強烈なオーラに圧倒されたようです。そんな点でも宇都宮さんと吉田さんの接点は近いところにあるようです。そんなアツい思いを持った宇都宮さんと吉田さんとの濃厚な音楽談義ですので今回は前半部分をお届けします。
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    3 m
  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「テノーリオ・ジュニオール」 BOSSAMANIA 2025/4/19放送
    Apr 18 2025
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。前半はブラジルからルーラ大統領が来日した時のお話から。今回の訪日は両国の外交関係樹立130周年という重要な節目にあたり、改めて両国の関係を確認し、さらに強化するためのものでした。大統領は石破首相と会談し、経済関連のイベントにも参加。140年目に向けて日伯関係の一層の強化を確かめ合ったとか。…ところで吉田さんの演奏かつながりでギタリストのルーラ・ガルヴァンがいるのですが2023年にルーラ大統領が当選した際にガルヴァン氏のもとにも「おめでとう!」の言葉が飛び、それに「ありがとう」と返したのだとか。多分言われ慣れているのだろうとのことでしたが、こういうセンスが演奏にも表れているのでしょう。 毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」のコーナーは今年4月11日に公開された映画「ボサノヴァ~撃たれたピアニスト」の特集。モデルになったのは34歳の若さで不遇の死を遂げたボサノヴァのピアニスト、テノーリオ・ジュニオール。ジュニオールは1941年7月4日、リオ生まれ。ブラジルの国立大学の医学部出身の彼は、ジョアン・ジルベルトらが活躍した時代にボサノヴァやサンバのピアニストとして有望視される存在でした。活躍当時の音源は1960年代のものですが、それを感じさせない鮮烈な演奏は今もなお夭逝したことが悔やまれるほどに期待された奏者であったことを感じさせます。
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    2 m
  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「3月30日発売! 大塚裕司 新アルバム『Mais que Amizade』 その2」 BOSSAMANIA 2025/4/12放送
    Apr 11 2025
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。今回も引き続き大塚商会・代表取締役社長にしてパーカッショニスト(クィーカ)の大塚裕司さんが登場します!前半は放送日が「国際宇宙飛行の日」ということでブラジルと宇宙開発について。ブラジルの宇宙開発の歴史は1960年代型スタート。赤道が近いこともありマラニョン州にあるアルカンタラ発射場からは数多くの静止衛星が打ち上げられているとのこと。宇宙飛行士も2006年にソユーズに乗船したマルコス・ポンテス(ブラジル空軍)がおり、南米で最もホットな宇宙開発の国とも言えそうです。 毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」は前回に引き続き大塚さんの二枚目のアルバム「Mais que Amizade」特集と実演。前回はスプーンやフライパンを用いて音楽を奏でた大塚さんが持ってきたのはトライアングルとウッドブロックを用いてバイアォンのリズムを再現。そしてクィーカを用いてある曲を演奏します。特にクィーカの可能性を知りたい方…ぜひお聴きください!
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    3 m
  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「3月30日発売! 大塚裕司 新アルバム『Mais que Amizade』 その1」 BOSSAMANIA 2025/4/5放送
    Apr 4 2025
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。今回は久々に大塚商会・代表取締役社長にしてパーカッショニスト(クィーカ)の大塚裕司さんが登場します!前半は昨年「日本原水爆被害者団体協議会(被団協)」がノーベル平和賞を受章した件から。昨年ノーベル平和賞を受賞した被団協ですが、12月に開催された授賞式にブラジルからも参加した人はいることは以外に知られていないようです。ブラジルから参加した方の中には幼少期に被爆し、その後渡伯。結婚してから親に被爆した事実を知り現地にいる他の被爆者とともに世界に「ヒバクシャ」の意味を問うたとこのと。核兵器(あるいはそれに匹敵する)との向き合い方は人類の永遠の課題といえそうです。 毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」は3月30日に発売される大塚さんの二枚目のアルバム「Mais que Amizade」特集!このタイトル、前回の続きにしてバージョンアップしたことを示す「友情以上」という意味、とのこと。さらにブラジル愛が強くなっただけではなく、演奏スタイルの「パゴージ」にてあえて女性コーラスにフィーチャー。これまでにないコーラスの魅力とクィーカのリズムに併せてお楽しみください!
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    4 m
  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「アストラッド・ジルベルト」共演テイク編 BOSSAMANIA 2025/3/29放送
    Mar 28 2025
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。今回はちょっと真面目にブラジルの育休について深堀り。ブラジルや日本に限らず世界的な傾向として少子高齢化が進んでおり、ブラジル政府もあれこれと対策をしています。ブラジルでは男性にも20日間の育児休暇が認められており、その育休の取得率がほぼ100パーセント。これは「こどもはおめでたいもの、神聖なもの」であり、その誕生は人生において重要で喜ばしいことだという認識が社会全体に根づいているためとされています。新たな命をより快く迎え入れられる体制を日本でもより充実させたいところです。 毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」のコーナーは「アストラッド・ジルベルト」の共演盤特集。そもそものデビュー盤の「ゲッツ/ジルベルト」からして共演盤なわけですが、その中の「イパネマの娘」はいざシングルカットするとなると尺が長すぎて入らなかった模様。仕方なく前半のジョアン・ジルベルトの歌唱部分をカットしてプレスしたのがシングル盤の「イパネマの娘」でした。それが大ヒットし、グラミー賞を受賞したということから何が起こるかわかりません。確かなことは、その時点でアストラッドの歌唱力には誰にも表現できない世界があった、ということでしょうか…。
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    2 m
  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「モリ・ミカ」 BOSSAMANIA 2025/3/22放送
    Mar 21 2025
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。3/22は日本のラジオ放送100周年…ということでここではブラジルのラジオ事情をお届け。ブラジルでラジオ放送が公式に開始されたのはリオデジャネイロの「ラジオ・ソシエダーデ」が開局した1922年9月7日とされています。今年はラジオ放送開始103周年に当たり、ほぼ日本と同じ歴史を持っています。サンパウロではラジオ・エドゥカドーラ・パウリスタが1923年に放送を始めたのを皮切りに、ラジオ・サンパウロ、ラジオ・クルゼイロ・ド・スル、ラジオ・レコールと続きました。日本語放送は戦後から盛んになり1952年以降は各地で沢山放送されました。吉田さん曰く、「小野リサもそんな状況下で沢山のラジオ番組を聴いてたことだろう」とのこと。毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」のコーナーはピアニストの「モリ・ミカ」さん。吉田さんにはYouTubeで聴いたことがあった以外は謎の人でした。先日、友人のドラマー、ハファエル・バラータから「ヨシダ、日本に行くんだけれど欲しいCDがあるんだ、これ、日本で手に入るかなぁ?」とのメッセージが来ました。今回は誰と組むの?と聞いてみると、ミカ・サンバ・ジャズ・トリオというピアノ・トリオだったんです。早速、資料を事務所からいただきました。音がとても素敵だったので急遽、4月の来日コンサートに間に合うよう特集を組みました。冴えわたる音色と選曲眼の高さをまずはお楽しみください!
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    2 m
  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「エリス・レジーナ」 BOSSAMANIA 2025/3/15放送
    Mar 14 2025
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。農業大国ブラジルではジャムの生産も盛ん。イチゴやグァバといったフルーツものからミルクジャムの一種「ドゥルセ・デ・レチェ」、果てはトウガラシをジャムにしたものがあるとのこと。ちなみに「ドゥルセ・デ・レチェ」は吉田さん曰く「とんでもなく甘い」とのことでコーヒーに入れて嗜むのがブラジル流とのこと。それ以外にもサーモンの寿司にイチゴジャムを乗せたものもあり、「甘じょっぱさ」でイケるのだとか…。毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」のコーナーはブラジルの歌姫「エリス・レジーナ」です。ブラジル本国ではエリス・ヘジーナと呼ばれていますが、もうレジーナで有名になってしまっているので、これで行きます。1945年3月17日生まれ、生きていれば明後日で80歳。でも何と36歳の若さで亡くなってしまいました。来日は1回だけ。そのライブはエリスの前評判も相まってチケットを取るのがとても大変だったとか。歌にこめる情感力は今も若手の歌手にとって一つの星になっているとのことで、吉田さんにとってももっと長く歌を聴きたかった一人に数えています。そんな情感豊かなエリスの世界をたっぷりとお楽しみください!
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    3 m
  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「ルイス・メイラ」 BOSSAMANIA 2025/3/8放送
    Mar 7 2025
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。コロナ禍以降あらゆる国で業務近代化が進んでいますが、ペーパーレス化もその一環。ブラジルでも例外ではなく政府公認の電子署名アプリが無償提供され実際に多く使用されているとのこと。署名のみならず電子カルテ化が進んでいることからスマホ1台で在宅診療も受けられるのだとか…。毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」のコーナーはギタリストでシンガーの「ルイス・メイラ(Luiz Meira)」を取り上げます。このところ2024年にリオで仕入れたCDをご紹介していますが、今日お送りするルイス・メイラのアルバムもその中の1枚です。スタジオミュージシャンとしても実力がありながらもなかなか世に出てこなかったルイスですが、これはCD制作の減少とそれに伴うスタジオミュージシャンの需要減、機材の発達により自宅録音がと容易になったことなどが考えられます。とはいえ自らが発信できるようになったことで、野心的な作品も世に問うことができることになったのも事実。華やかな舞台を支えるいぶし銀の世界こそ、実は奥深い輝きがあるのかも?
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