• 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「ルイス・メイラ」 BOSSAMANIA 2025/3/8放送
    Mar 7 2025
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。コロナ禍以降あらゆる国で業務近代化が進んでいますが、ペーパーレス化もその一環。ブラジルでも例外ではなく政府公認の電子署名アプリが無償提供され実際に多く使用されているとのこと。署名のみならず電子カルテ化が進んでいることからスマホ1台で在宅診療も受けられるのだとか…。毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」のコーナーはギタリストでシンガーの「ルイス・メイラ(Luiz Meira)」を取り上げます。このところ2024年にリオで仕入れたCDをご紹介していますが、今日お送りするルイス・メイラのアルバムもその中の1枚です。スタジオミュージシャンとしても実力がありながらもなかなか世に出てこなかったルイスですが、これはCD制作の減少とそれに伴うスタジオミュージシャンの需要減、機材の発達により自宅録音がと容易になったことなどが考えられます。とはいえ自らが発信できるようになったことで、野心的な作品も世に問うことができることになったのも事実。華やかな舞台を支えるいぶし銀の世界こそ、実は奥深い輝きがあるのかも?
    Show more Show less
    3 mins
  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「フローラ・プリン」 BOSSAMANIA 2025/3/1放送
    Feb 28 2025
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。ブラジルやアメリカを初めそこそこ世界を飛び回っている吉田さんですが、意外なことにポルトガルにはまだ行ったことがないとのこと。いつか行きたいと思っているようではあるようですが、果たして?なお、世界最速で196か国を訪問するRTA(リアル・タイム・アタック)の世界記録は昨年ブラジル人により更新されたとのこと。その時間「2年と42日」。吉田さんは「どうやって出入国の時間を稼いだのか」が気になっていた模様…。毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」のコーナーは3月4日に83歳を迎える「フローラ・プリン」。ブラジル外ではフローラ・プリムとも読む彼女は夫のアイルト・モレイラとともに今もなおブラジルの音楽界を牽引するパワフルな方ですが、1974年に投獄されていた時はキャノンボール・アダレイをはじめとするジャズ奏者と獄中ライブを敢行しそれがLAのラジオ局で放送されたとか…。ジャズでもフュージョンでも自分の世界を築き続けているフローラ。80代になってなお走り続ける彼女は次にどんな音楽を世に送り出すのでしょうか???
    Show more Show less
    3 mins
  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「アジムス」 BOSSAMANIA 2025/2/22放送
    Feb 21 2025
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。農産国ブラジルのジュースはどれも美味!世界生産量の8割を誇るオレンジから南国の定番ココナッツ、パッションフルーツ、マンゴー、ブラジル独特のものとしてガラナ…と種類も数多く存在します。オレンジは需要の高まりと昨年の天候不良による不作から場所によってはオレンジジュースの供給が途絶えるほどに…。一方ガラナはガラナで北海道に定着した理由もかなりピンポイントであった模様。時の運命といえばそれまでですが、どちらも何が起こるかわからないものです。毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」のコーナーはリクエストが届いていたブラジルのフュージョングループの「アジムス」。バンドリーダーであったジョセ・ホベルト・ベルドラミの誕生日の2/21に合わせて待っていたようです。本来生きていれば80歳を超えていましたが、2012年に66歳で亡くなっています。吉田さんにとっても「アジムス」はNHK-FMで放送されていた「クロスオーバーイレブン」のOPとEDに流れていて思い出深いとのこと。ということで特集は「夜のオトナ」な気分でお楽しみください!
    Show more Show less
    2 mins
  • 今週の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「マシュ・ケ・ナダ 聴き比べ!」 BOSSAMANIA 2025/2/15放送
    Feb 14 2025
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。シュラスコを初めとするブラジル料理で用いる調味料は日本だと専門店を探さないと見つからないものですが、先住民系のスパイスのものも多数ある模様。一方で味の素ブラジルが「フェイジョアーダの素」や「ブラジル風ピラフの素」を作ってこちらも大ヒット。それに負けじと現地のブランドも先住民由来のスパイスセットを作って研鑽を進めているのだとか。美味の追及はどこの国も不変の真理!毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」のコーナーは…先のセルジオ・メンデス追悼特集の時にお話ししました「マシュ・ケ・ナダ」聴き比べです。ちなみにこの曲、セルジオ・メンデス&ブラジル'66 によってヒットした時にちょっとした混乱がありました。本来は「マス・ケ・ナーダ」と発音するところをカリオカ(ブラジル方言)で発音すると「マイシュ・キ・ナーダ」であったためアメリカ盤には MAS(でも、しかし)であるはずが MAIS(もっと)と記載されてしまったのだとか。そのためタイトル修正を世界規模でしなければならなくなったのだとか…。他にも歌詞の発音の違いなど「世界規模」の作品ゆえに後発の演奏者たちは差別化に苦労するとのこと。そんな違いもぜひお聴き逃しなく!
    Show more Show less
    4 mins
  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「カルメン・ミランダ」 BOSSAMANIA 2025/2/8放送
    Feb 7 2025
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。2025年は巳年ということで今回はブラジルのヘビ特集!広大なアマゾンを抱えるブラジルなのたくさんのヘビが生息しています。バリエーションもボアやアナコンダからクサリヘビのような毒蛇までさまざま。特にどこもかしこも毒蛇だらけの「ケイマーダ・グランデ島」はよく「世界一危険な島」の候補に挙がります。毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」のコーナーはおそらくブラジル発の世界的エンターティナーである「カルメン・ミランダ」。元々はポルトガルに1909年に生まれ生後10か月でリオに移住してきとのこと。1939年にNYの劇場オーナーが彼女とそのバンドの舞台を見てアメリカにて活躍させることを決意。それ以降はアメリカで活躍し、アメリカでの南米系音楽の裾野を広げることになりました。今回はそんなカルメン・ミランダによる南米音楽波及のヒストリーに迫っていきましょう!
    Show more Show less
    3 mins
  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「ジョイス・モレーノその3」 BOSSAMANIA 2025/2/1放送
    Jan 31 2025
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。ラジオ体操といえば子供のころにスタンプ集めのために励んだり、工事現場では作業の前の体操として取り上げられていますが、元は昭和天皇即位にちなんだ事業で国民の健康促進のためにアメリカから導入されました。その後1930年代後半にブラジルにも日本から持ち込まれ、戦後には日系人以外も普及して交際交流の一環として使われることもあるのだとか。毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」のコーナーはおなじみの「ジョイス・モレーノ」。1月31日生まれ、昨日で77歳になりました。ジョイス特集は確か3回目だと思いますが、実は去年の暮、ジョイスの娘さん、アナ・マルチンスからメールをいただきました。ジョイスがブラジルで正当に評価されない時代から、いかに世界的なアーティストになったかをドキュメンタリー風のビデオにしたい、それには日本での彼女の人気を説明してもらえるのは、ヨシーダが最適だと思う、出演してもらえないか?コメントをビデオに撮って送ってください、という話でした。言葉の問題で悩んでいたところ、また催促が来ました。いろいろ考えた挙句、下書きを日本語で作ってグーグル翻訳。アナに送ったら「すごくいい!これで行って!」と言われ、何回も発音練習、自分の部屋でモニターに原稿を映し出し、それを読みながらビデオ撮影をしました。さて送られて来たラフカットを見ると出演しているのはジョイス以外は巨匠、ホベルト・メネスカルと僕だけ、なんと光栄なことでしょう。ということで喜寿を突破したモレーノの軌跡をお楽しみください!
    Show more Show less
    3 mins
  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「Djavan(ジャヴァン)」 BOSSAMANIA 2025/1/25放送
    Jan 24 2025
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。ガソリンの値段が高騰し、環境意識が高まる中、ブラジル生まれのバイオエタノールが注目されているとのこと。日本でもバイオエタノールの導入を進めていますが、本格的に導入するには寒冷地対策も含めてそれなりに対策は必要なのだとか。毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」のコーナーは「Djavan(ジャヴァン)」。頭にDが付いているのでブラジルではヂジャヴァンと呼ばれています。ジャヴァンはブラジル北東部アラゴアス州の首都マセイオ生まれ。18歳の時、地元でビートルズの曲を歌っていたといいます。23歳の時にリオデジャネイロに移り、現地のナイトクラブで歌い始め、1975年にFestival Aberturaで自作の「Fato Consumado」が2位を受賞し注目を浴びました。トン・ジョビンなどを手掛けたAloysio de Oliveiraが翌年制作したデビュー・アルバムがヒット、一躍スターダムにのし上がります。そして、現在に至るまで数多くのヒット曲を飛ばしてきました。今回はフィリッピの父、バーデン・パウエルの未発表曲を集めて作られた『バーデン・イネジト』というアルバムからお送りしましょう!
    Show more Show less
    3 mins
  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「Ludere(ルデーリ)」 BOSSAMANIA 2025/1/18放送
    Jan 17 2025
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。昨年新札が登場してからしばらくたちますが、まだ慣れていないのか吉田さんは時々戸惑う模様。ということで今回はブラジルの紙幣の話題をピックアップ。ブラジルで2010年以降に流通しているレアル紙幣の表面は「リパブリカ」と呼ばれる自由の女神的な女性が描かれており金額、模様、色が各種違う以外、レイアウトは大きく変わりません。裏面はというと…ジャガーやウミガメが描かれるなど野生動物にまつわるものが描かれています。人物が多く使われる紙幣の中で、人物が描かれていない国は割と珍しいかもしれません。毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」のコーナーは「Ludere(ルデーリ)」。ここ最近は昨年の9月末にブラジルでゲットしたアルバムからお送りしていますが、この『ルデーリ』というバンドには吉田さんもとても注目している模様。このバンド、ギターの巨匠、バーデン・パウエルの長男、ピアニストのフィリッピ・バーデン・パウエルが中心になって彼が住むパリと、他のメンバーが住むサンパウロで結成されたとのこと。リオに比べてサンパウロは音楽の幅が広く、グローバルな活躍をするミュージシャンが集まっており、チョッとNYに似ていることで、音楽の世界観も国際色が豊かなのだとか。そんな、サンパウロとパリの間でやり取りしてアイデアを持ち合い、録音はサンパウロで行われました。今日はフィリッピの父、バーデン・パウエルの未発表曲を集めて作られた『バーデン・イネジト』というアルバムからお送りしましょう!
    Show more Show less
    2 mins