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岸田文雄政権時代に大炎上した「サラリーマン増税」が、石破茂政権で復活する恐れが出てきました。政府税調が15日、退職金課税強化に関する議論を始めたのです。岸田政権時代、退職金課税の強化などが政府税調の中期答申に盛り込まれたことを受けて夕刊フジが報道すると、自民党税調の宮沢洋一会長は「一部のマスコミが面白おかしく報道している」と否定しましたが、発言を忘れたかのように議論が始まりました。与党税調でも議論が始まろうとしています。国民に対する裏切りといえる政府、与党の対応は許されるのでしょうか。

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石破茂首相が、ドナルド・トランプ次期米大統領との早期会談の断念を発表しました。来年１月の大統領就任前に外国要人と会談しない方針を伝えてきたという説明ですが、トランプ氏はすでにアルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領とは会談しており、矛盾があります。先日行われた石破首相とトランプ氏との最初の電話会談は、わずか５分で終了しており、石破首相が、トランプ氏の盟友である安倍晋三元首相を批判し続けてきた政敵であることも影響しているのでしょうか。こうしたなか、中国の習近平国家主席は日本に〝秋波〟を送っています。トランプ次期政権は対中強硬シフトを強めているなか、石破政権が「対中融和」に傾けば、不信を招きかねません。石破首相は「日米同盟危機」に立たされています。

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石破茂首相は14日夕、ペルー、ブラジル歴訪のため、政府専用機で羽田空港を出発しました。ＡＰＥＣ（アジア太平洋経済協力会）、Ｇ20（20カ国・地域）の両首脳会議に出席し、各国首脳との個別会談も行います。ただ、最大の焦点は、帰途の米国でドナルド・トランプ次期大統領との会談が実現するかどうかです。石破首相は、トランプ氏の盟友である安倍晋三元首相を批判し続けてきた「政敵」です。朝日新聞は15日の朝刊で「トランプ氏面会『実現が困難な情勢に』」と報じました。石破首相は、日米同盟を維持できるのでしょうか。ジャーナリストの長谷川幸洋氏が、リスク満載の「石破外遊」に迫ります。

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７月の東京都知事選挙で２位となり、社会現象を巻き起こした広島県安芸高田市長の前市長、石丸伸二氏が「次」に向けた動きを始めました。12日夜、自身のユーチューブチャンネルで、来年７月の都議会議員選挙へ向けて地域政党を結成することを発表したのです。注目を集める石丸新党の今後について、「将来的な全国政党を目指すのでは」との見方も出ています。

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石破茂首相が衆院本会議場で「居眠り」した疑惑が波紋を広げています。衆院選を受けた特別国会が11日に召集され、首相指名選挙の１回目の投票が行われた際、目をつぶったまま下を向いて動かない状態が数分間も続いたのです。林芳正官房長官は「風邪気味で風邪薬を服用していたと聞いている」と釈明しましたが、周囲の閣僚や自民党幹部が険しい表情で見つめる姿まで世界に配信されました。先の衆院選で大惨敗を喫しながら、「政権居座り」を決め込む石破首相に対して、12日の新聞各紙は社説で「憲政の常道に反する」などと厳しく指摘しました。石破首相に対する懸念は収まるどころか、広がり続けています。
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