• #41 哲学のお椀 第14椀 「絶望」と「希望」と
    Feb 22 2025

    日常の気になるテーマをゆるやかに「哲学」ととらえてお椀に乗せる、『哲学のお椀』。略して『哲椀』。日々、寒いですが、梅も綻び始め、世の中は徐々に春へと移ろいつつあるのかな、と。

    さて、今回のテーマは、「絶望」と「希望」。カフカやゲーテをはじめ、文学作品にも触れながら、「絶望」とは?「希望」とは?それらと、私達との関係とは?ーそれらについて考えてみます。

    それらの感情と、実は文章を書いたりする事との繋がりについても触れてみたりしています。どうぞ、お聴き下さい。

    Show more Show less
    1 hr and 3 mins
  • #40 筆マメラジオ 第8回
    Jan 16 2025

    年賀状について、ある種の達観?に至った筆マメさんと筆不精さんとで、新年一発目の筆マメトークをお届けします。


    ご感想、そして今回から「文通希望」も募集しております。筆マメ文化の復活なるか、ならざるか。もろもろ、

    gotonintheater@gmail.com

    にメールをお寄せいただけるとうれしいです😊

    Show more Show less
    1 hr
  • #39 哲学のお椀 第13椀 「遊び」について考える。
    Jan 13 2025

    日常の気になるテーマをゆるやかに「哲学」ととらえてお椀に乗せる、『哲学のお椀』。略して『哲椀』。

    お正月が過ぎ、世間はあっという間に日常へ回帰して行く1月半ば。お送りいたします、第13回にして、2025年初回の今回のテーマは「遊び」。そもそも、「遊び」というものは一体なんなのか。そして、「遊び」に求められる物は一体なんなのか。ーなどなど。


    まだまだ正月ぼけが抜けきらない感じですが、今年もよろしくお願いします。

    Show more Show less
    52 mins
  • #38  12/27開催イベント『ごとうにんシアターの入り口』プレトーク
    Dec 23 2024
    奈良県の書店「ほんの入り口」にて、12月26日開催の対話の入り口「私と社会の、あいだ」に引き続き、2日連続でイベントをすることになりました! 2日目の12月27日(金)は「ごとうにんシアターの入り口」です! ▪️日時 :12月27日(金)18時〜20時▪️参加費:一般2,000円、学生:1,500円(前日の「対話の入り口」にご参加の方は1,000円)場所 :ほんの入り口 奈良市船橋町1番地▪️申し込み・問い合わせ:hon.iriguchi@gmail.com(件名に「ごとうにんシアターの入り口参加希望」と書いた上で、①お名前②連絡先をご記入の上メールください) ごとうにんシアター。「演劇の手法を使った対話のプロジェクト」と名乗ったりしています。 部屋で、路上で、自然の中で。自分史を、家族の歴史を、街の歴史を演じること。とある晩の食卓を、小学5年の夏休み特有の草木のにおいを、60年間の眠りにつく前の日記の連なりを再現すること。ワークショップで生まれては消えていく即興劇を、即興劇から紡がれていくワークインプログレスを、いろいろなケミストリーが思いがけず劇場にかかる瞬間を。どれがより優れているとかではなく、すべて等価に、楽しむ、慈しむ。そういった場の自然発生の連鎖。 構想としてはそんな感じだったのですが、いざ活動をはじめてみると、もっと正確にいうと立ち上げようとする直前あたりから、ごとうにんシアターという「場」を通じて、「セルフケア」に関する知見や実体験が、いろいろなところから自分のなかにやってきて、留まるようになってきました。 なので将来的には、ごとうにんシアターが「セルフケア大全」みたいなものにもなれたらいいのかなあ、という気持ちもあります。もちろん、わたし自身が、誰も彼もを、何もかもを抱え込んで面倒みようということではなく(そんなことは土台無理なのだから)、あくまでごとうにんシアターは、みんなが共助を持ち寄る青空市場として、中継地点のような場の開かれのひとつとして、そこに在る。「世界中のごとうにんを大切にする」という看板、無限遠を見据えてのスモールステップを、「ほんの入り口」店主の服部さんとは、神奈川と奈良から共時性をもって踏み出しはじめているよう気がしています。 頭の対話、体の対話、心の対話。「ごとうにんシアターの入り口」当日に3つとも出来たら素敵ですが、限られた時間の中で、来てくださった方の興味関心の方向になるべく添えるようなかたちで、ごとうんシアター仲間として一緒に関東から来てくれるなるさんとともに、対応していけたらと思います。プログラムとしては、前半は、なるさんや服部さんに聞き手になってもらったりしつつ、わたしの方から少しお話して、参加者のみなさんとの質疑応答やフリートークに繋げていけたらと思います。豊かな気づきの時間が続けば後半も対話ベースで場を耕していき、前半のお話の中で何か「メニュー」をやりたいという気運が参加者のみなさんから生じたら、後半にちょっと一緒に何かやってみていただいても素敵かなと思っています。 棚田浩章(ひろ) 「ほんの入り口」店主の服部健太郎さんも素敵な告知文を書いてくれました。↓↓↓↓↓↓  2023年8月から2024年の12月にかけ、4回の開催を数える「対話の入り口」というイベントを共にしてくださっている棚田浩章さん。彼は学生時代からの演劇仲間でもあるのですが、まだ「ほんの入り口」という店名も決まっていなかった頃、2023年1月に始まったLINE上での猛烈なテキストの応酬の相方、というのも言い添えておきたい。「双子ちゃんラリー」と名付けられた膨大なやり取りの中で「ほんの入り口」の基礎が胎動し、また「ごとうにんシアター」も着想後10年間の眠りから覚醒したのでした。アホみたいにLINEでやり取りしまくる私たちの「テキスト中毒」が双子要素なら、ほんの入り口とごとうにんシアターもまた、他人とは思えないDNAレベルでの共通性を持っていると言えましょう。 ここで簡単に「ごとうにんシアター」とはこういったプロジェクトです、とご紹介したいところですが、どう頑張っても、「言葉数...
    Show more Show less
    1 hr
  • #37 対話の入り口第4回『私と社会の、あいだ』プレトーク
    Dec 18 2024
    奈良の本屋さん「ほんの入り口」にて、12/26(木)18時〜対話の入り口第4回『私と社会の、あいだ』を開催します。 イベント開催にあたり、ファシリテーター3人(ほんの入り口店主服部健太郎さん、奈良県立大学講師風間勇助さん、ごとうにんシアター棚田浩章)のプレトークをお届けします。 この3人で不定期で開催しているリアルイベント「対話の入り口」。おかげさまで今回、4回目が開催されることとなりました! わたし個人としては、最近、自分の中のテーマとして「無防備さを大切にする」というものがあり(NVC=非暴力コミュニケーションを通じての気づきです)、様々な社会問題について、わかったふりも、知らんぷりもせずに、無防備に「わかってなさ加減」をそのまま場に投じていく、そのなかで、自分にできることを見定めていく、とった姿勢でいます。 過剰な攻撃性がSNS等々で氾濫し、疲れてしまうことも多い昨今ですが、自分(の困り事)と社会(の問題)との「あいだ」について、対話できたらと思っています。さまざまな問題についてアクションを起こせている人も、及び腰な人も、違和感を感じている人も、傷つけ合わないかたちで、ゆっくり、じっくり、リラックスして、場を共にできたらと思っています。どうぞよろしくお願いします。 【対話の入り口「私と社会の、あいだ」】 日時 :12月26日(木)18時〜20時 参加費:一般:2,000円、学生:1,500円(要学生証提示) 場所 :ほんの入り口 奈良市船橋町1番地 申し込み・問い合わせ:hon.iriguchi@gmail.com (件名に「対話の入り口参加希望」と書いた上で、①お名前②連絡先(メールアドレス)をご記入の上メールください) 以下、プレトークの中で風間さんが「素敵な告知文」と言っている服部さんの文章を掲載しました。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ごとうにんシアターの棚田浩章さん、奈良県立大学の風間勇助先生と一緒に、「対話の入り口」と題してよたび場をひらきます。  昨年8月に対話の入り口を初めて開いたとき、こんなに何度も開き続けることになるとは思ってもみませんでした。オープンから3ヶ月、まだイベント開催もやり始めたばかりで右も左も分からなかった店主でしたが、棚田さん、風間さん、そして参加者の皆さんと一緒に体験した「対話の時間」は忘れ難いものになりました。第二回は「呪いに気づく」、第三回は「演じる」というテーマを掲げて「対話」を試みてまいりましたが、今回は「私と社会の、あいだ」と銘打って、社会運動について考えてゆきたいと思っております。どちらかと言うと、「私」、自分自身に向けて焦点を当てることを意識してきた直近2回の対話でしたが、今回はその視線を自分の周り、あるいは「社会」まで広げられたらと思っております。  きっかけは10月某日、「そろそろ次のイベントに向けて雑談しながら企画を温めてゆきましょうか」とオンライン会議をしたときのこと。お互いの近況を話し合うなかで、話題は間近に迫っていた衆議院選挙のことから「社会問題に対して何らかのアクションをとることの困難さ」、「自らの加害者性への自覚について」など知らず知らず雑談の範疇を超えて思いがけず意義深い話に及び、そのまま日程を調整するところまで一気に話が進みました。その後の、衆議院選挙、アメリカ大統領選、兵庫県知事選、近いところでは韓国の「非常戒厳」の宣布など、「自分の身の回りのことだけじゃなく、何かしないとヤバそう」と感じることが続いております。  とはいえ。とはいえ。自分の身の回りのことで、精一杯ですよ。何だったら、自分の身の回りのことすらできてない。雨が降れば干してきた洗濯物のことを思ってガックリ肩を落とし、遠い国の戦争についての考えようと思って本を仕入れても手に取ってもらえないままぼんやり座っているだけ。そんな、「不安を抱えたままぼんやり座っている店主」みたいな人が、社会問題に対して一歩、行動を起こしてみるきっかけ。そもそも、「社会問題に対して何らかのアクションを取ろう」という思いを抱く機会。...
    Show more Show less
    57 mins
  • #36 哲学のお椀 第12椀 「助言」について考える。
    Dec 9 2024

    今年最後の哲椀のテーマは「助言」なるもの。

    人は困れば助言を求める。そして、現代の世の中に溢れかえる「助言」。果たして、それは「善かれ」が根元にあるのか。「善かれ」に偽装した「悪しかれ」ではないのか。また、「善かれ」だったとして、助けを求める人に対する、「真の助け」として機能するのかーなどなど、今回も、答えのない問いを立て、お椀に放り込んでかき混ぜます。


    そして、恒例のイベント告知。

    年末は以下のようなイベントラッシュ。


    【ごとうにんシアター 12月のイベント】

    ・12/15 10:00〜12:00 哲学対話「てつばな」@オンライン

    ・12/26 18:00〜20:00 対話の入り口第4回「私と社会の、あいだ」@ほんの入り口

    ・12/27 18:00〜20:00「 ごとうにんシアターの入り口」@ほんの入り口

    詳細は、以下WEBサイトにて

    ごとうにんシアター

    https://gotonin.com/


    ほんの入り口

    hon-iriguchi.com


    お申し込み、お問い合わせは

    gotonintheater@gmail.com


    Show more Show less
    1 hr
  • #35 筆マメラジオ 第7回
    Dec 4 2024

    12月は、ごとうにんシアターのイベントが目白押しです!

    12/15 オンライン哲学対話「てつばな」第2回

    12/26 対話の入り口第4回「私と社会の、間」

    12/27ごとうにんシアターの入り口


    26日と27日のイベント会場でもある、奈良の本屋さん「ほんの入り口」の店主、服部さんと、今回も筆マメトークで盛り上がっております。何かのお供に、ぜひ。


    筆マメラジオへのご感想や、イベント申込、ご質問など、ぜひ下記メールアドレスまでお寄せください。

    gotonintheater@gmail.com


    上記3つのイベントの続報については、下記URLで随時アップデートしていきます。よろしくお願いします!

    gotonin.com

    Show more Show less
    1 hr and 15 mins
  • #34 哲学のお椀 第11椀 「自分」とは何か?
    Nov 2 2024

    日常の気になるテーマをゆるやかに「哲学」ととらえてお椀にのせる、哲椀。

    第11椀となる今回はのテーマは「自分」とは何か?少し大きめの主語の解きほぐしに挑みます。良かったら、是非、お付き合いください。

    ※そうそう、先日、ごとうにんシアターとして、哲椀の枠を超えて、「哲学対話」の場を開いてみました。その振り返りもいずれ、どこかでするかもしれません。

    Show more Show less
    50 mins