経営企画のたばこ部屋 Podcast Por きりん arte de portada

経営企画のたばこ部屋

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De: きりん
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Acerca de esta escucha

経営コンサルから経営企画職に転身した配信者が、経営企画としての悲哀や悦びを語ります。たばこ部屋だからこそ聞ける、なんとなく盗み聞き程度でちょうど良い、でも聞き流すにはもったいない、そんな配信を目指します。 (LISTEN配信用リンク) https://listen.style/p/2xsakuvf?XVjHHTWEきりん Economía Gestión Gestión y Liderazgo
Episodios
  • #46 PMIと植民地支配モデル
    Jun 13 2025

    ◆子会社視点で語るPMIの実態◆
    子会社側の立場からPMI(Post Merger Integration)を経験した具体例として、文化の押し付け(顔出し強制)、決裁権限の統制、会計ソフトの統一、現場実態を理解しない外部人材の派遣などが挙げられた。これらは現場にとってストレスとなり、支援よりも負担が増える結果になっていた。また形式的なガバナンス強化や報告業務が現場の実効性を損ねる状況も指摘された。

    ◆歴史に学ぶ2つのPMIモデル◆
    PMIを「同化政策型」と「多民族共生型」に例え、前者は文化から制度まで親会社が全面的に支配し、自ら手足を動かして成果を出すモデル、後者は価値観や文化は尊重しつつ、要点だけ統合する割り切り型と整理。どちらにもメリットはあるが、中途半端に混在させることが最も失敗を招きやすいと指摘。PMI成功には“深くやるなら徹底的に、浅くやるなら割り切り”という明確な戦略が必要だと述べた。

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    19 m
  • #45 PMIとテセウスの舟
    Jun 6 2025

    ◆PMIにおける「同一性」と「変化」◆
    買収後のPMI(Post Merger Integration)では、ルールやガバナンスを導入するだけではなく、対象企業の文化やコア価値を尊重する姿勢が重要になる。哲学的な「同一性」の問いを参照し、企業文化もまた変化しながら連続性を保てると考えるべきだと説く。テセウスの船や鰻屋のタレの例を用い、同一性は「許し」と「約束」によって維持されるという見解を紹介した。

    ◆変わる部分と守るべきコアの線引き◆
    PMI成功の鍵は、相手企業が大切にしてきた価値観や仕事観を肌感覚で理解し、守るべきコアと変えるべき周辺領域を明確に伝えることにある。コアに対する敬意を示しながら、変化を伴う統合を進めることで、不安や反発を最小限に抑え、協働を促す土台を築くことができると述べた。

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    14 m
  • #44 中小ベンチャーでの立ち回り
    May 30 2025

    ◆中小ベンチャーでの経営企画のリアル◆
    中小ベンチャーでは経営企画という役割が明確に定義されておらず、戦略よりも現場の「Do」に関わる実務が重視される。ガバナンスや管理体制が未整備なことが多く、まずは経理体制の整備やフロー構築、実績管理の早期化が求められる。請求や経費処理の遅れ、無駄なコストやモラルの低下などの課題に対し、問題解決部的な姿勢で臨むことが重要となる。

    ◆肩書きより姿勢、管理より価値創出◆
    肩書きにとらわれず「何でもやる」スタンスで信頼を築くことが第一歩。最低限のガバナンス構築の後は、管理の人間で終わらず、事業面への貢献も示すべき。営業同行やKPI設計など、売上・利益向上への関与を通じて企業価値を高める動きが必要であり、経営企画としての価値はそこにこそある。

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    15 m
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