ビジネス達人の教え

De: Dale Carnegie Tokyo Training
  • Resumen

  • 日本のビジネスで成功するためには、リーダーシップ、セールス、プレゼンテーションスキル、そして相手を動かす力が必要です。 この番組では、実際のビジネス経験に基づき、実践的な方法で、成功するためのスキルを向上させ、どんな問題に対しても適切なソリューションを提供するためのヒントをご紹介します。
    2022
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Episodios
  • 102 「この人から買いたい!」お客様の心を動かす秘訣
    Apr 29 2025
    お客様とお話していて、「今日はうまく話せていなかった」と感じたことはありませんか? 私たちは真剣にそして丁寧に話しているつもりでも、お客様の感触が今一つだった──と感じることもあると思います。 そして、ようやく気づくのです。実はお客様と見ている景色が同じではなかったのだ!と。。。お客様との対話において、ボタンの掛け違いのようなことがよく起こるものです。そんな時は最後までボタンを占める前に、気づいたらその場で修正しないとなりません。 今日の商談で、上手く説明できなかったなー。と落ち込んでいるセールスパーソンの方もご安心下さい。 デール・カーネギーの「人を動かす」の原則でも「良い話し手になりましょう。」という原則は一つもありません。お客様と心からつながるために大切なのは、「自分が伝えたいこと」ではなく、「お客様が今、話したいと思っていること」に耳を傾ける姿勢です。つまり、お客様の心の中で交わされている対話に、私たち自身がそっと加わるということなのです。 お客様が本当に気にしていることは、必ずしも今、言葉にされていることとは限りません。目の前の課題のように見えて、実はその奥にもっと大きな不安や希望が隠れている──そのことを忘れずにいたいものです。 そのために私たちにできること、それはまず、会話の土台を整えることです。事前のリサーチを怠らず、お客様の業界や事業内容、直面しているであろう課題やチャンスをしっかりと理解しようと努める。こうした準備は、「私はあなたのことを本気で考えています」という無言のメッセージになります。 お客様の心の中では、二つの会話が常に交差しています。一つは意識の中で交わされる現実的な対話。もう一つは、過去の失敗に対する後悔や将来への不安、漠然とした感情に支配された彼らの心の中での対話です。 私たちが誠実にお客様と向き合いたいと願うなら、この心の中の対話にこそ耳を傾け、寄り添うことが必要です。これを実現するのが、彼らの本音を引き出す「お客様のために行う」質問です。 質問には力があります。良質な質問は、お客様がご自身でも気づいていなかった思いや願いを言葉にするきっかけになります。無理に答えを引き出すのではなく、相手のペースに合わせて、思いやりと敬意をもって問いかけることが何より大切です。 セールスの目的は、商品を売ることではありません。お客様にとって本当に価値のある未来を、一緒に描き、実現のお手伝いをすることです。私たちが提供するソリューションは、その未来の実現に欠かせない“ツール”であり、“架け橋”となるのです。 お客様との会話の流れを事前に考え、想定される答えに応じた次の問いや提案を準備しておくことは当然大切ですが、実際の対話では柔軟さも求められます。重要なのは、会話の本筋を見失わず、お客様の本音つまり彼らの心の中の声にしっかりと耳を傾けること。それを行うためには準備してきたことを一つも話さずに商談を終える英断を行うことも時には必要かもしれません。準備が全て無駄になったわけではなく、準備をしたからこそ、目の前のお客様に100%集中し、余裕をもって的確な判断を行うことができるのです。 お客様は、いつの瞬間も自らに問いかけています。 「このままでいいのだろうか」 「でも、またあのような失敗が起こるのではないか」 「将来、本当に今の選択が正しかったと思えるのだろうか」 こうした彼らの内なる心の中の対話の声に、私たちは丁寧に寄り添いたいものです。そして、お客様の内なる声をしっかりと感じることができたら、お客様の心の中の氷も解けて、彼らの心の声がつい溢れ出てくる可能性もあります。私達はお客様の心の中の対話に正式に参加できている!ということになるのです。無理に答えを導き出すのではなく、お客様が安心し、自ら納得し、信じて前に進めるように──私たちはその道を照らす案内人となりましょう。 しっかりとお客様の心の声に耳を傾けた上でお客様にご提案する内容が、「これこそが自分たちに必要なものだ!」と感...
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    11 m
  • 101 言葉だけに頼らない!伝わる話し方の本質とは
    Apr 8 2025

    先日、トレーナーサーティフィケーション試験を受けた際のことです。私たちが受講者にトレーニングを行っているところを、イギリスから来たカーネギーマスターのトレーナーが後ろから見学し、採点しました。その際、私たちは日本語でトレーニングを行い、通訳がついていましたが、通訳がない場面でも、カーネギーマスターは私たちのトレーニングの流れをしっかりと把握し、適格なフィードバックをくれました。

    彼が着目した点は非常に具体的でした。私たちのファシリテーションがどれだけ説得力を持っていたか、聴き手にとって分かりやすい話し方をしていたか、そしてセッション間のスムーズな橋渡しができていたかという点です。彼は言葉の意味を理解しなくても、トレーニングの流れやその効果を感じ取ることができていたのです。この経験から、コミュニケーションは言語情報以外の要素も大きく影響するということを改めて認識しました。

    この経験を通じて、言葉の選び方だけでなく、その場の「空気感」や「雰囲気」がどれほど重要かということを再確認しました。私たちはしばしば言葉に焦点を当てがちですが、実際には、私たちが受け取る情報量としては、言葉だけでなく、こうした非言語的な要素の方がむしろ多いということを改めて確認することができました。

    さらに、マスタートレーナーが私たちの話し方だけを見ていたわけではなく、聴き手の様子もよく観察し、どんな細かな違和感も見逃すことなくフィードバックをくれたということに驚かされました。聴き手の反応や表情、そしてその場の空気を敏感に察知し、私たちが伝えるメッセージが聴き手にどう届いているのかを的確に把握していたからこそのフィードバックだったのです。

    ここから何が言えるでしょうか。プレゼンテーションにおいて重要なのは、ただ話すことではなく、聴き手の反応をしっかり見極め、その反応に応じて自分の話し方やエネルギーを調整することです。聴き手がどのように受け取っているか、彼らの非言語的なサインを読み取ることで、より効果的にメッセージを伝えることができるのです。

    もしも皆様が言語情報のみに意識を向けてプレゼンテーションを行っているのであれば、「どのように話すか」にも意識を向けてみてください。準備した内容が素晴らしくても、それをどのように話すかによって、聴き手にどれだけ伝わるかが大きく変わります。

    ですからみなさん、言語情報以外のエネルギーや空気感にも気を配り、聴き手とのエンゲージメントを深めるよう努めましょう。そうすれば、メッセージがより深く聴き手の心に届くものになります!

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    8 m
  • 100 生徒の準備が整った時、師が現れる
    Mar 23 2025
    100 生徒の準備が整った時、師が現れる 私たちは皆、人生を通じてリーダーシップの教訓に触れていますが、多くの場合、それに気づかずに過ごしています。 子供の頃は、リーダーシップを意識することはほとんどなく、世界のすべては自転車で行動できる範囲の中。親分肌の子が仲間の子供たちを従わせているような光景が目に浮かぶ方も多いかもしれません。あるいは、両親や祖父母の影響を受けながら、本当の優しさや強さ、愛とは何かを学ぶ機会があったにもかかわらず、そうした出来事を深く意識することなく何気ない日常として素通りしてきました。という方も多いと思います。しかし今振り返ると、日常の中にちりばめられた数々の出来事こそが、自己の価値観を形作る貴重な気づきや学びに満ち溢れていたことに気づきます。 今、社会人になって私たちは世界から集まる異なる価値観を持った人々と共に社会を創っていくフェーズに入っています。リーダーシップトレーニングプログラムを持っているような企業に勤めることができ、リーダーシップについて学び考える機会を持てる方は一握りでとても恵まれている方々です。私たちの多くは、自力でロールモデルに自分を照らし合わせ、日々の難題を解決しつづけています。私たちはおそらく、無意識に周囲からの影響を寄せ集め、いくつかのリーダーとしての仮定を心に植え付けてきました。長く懸命に働く中で、私たちは少しずつ経験を積み、より大きな責任を引き受けるようになります。やがて、プロジェクトやチームを率いる立場となり、リーダーシップの本質に気づき始めます。その瞬間、私たちは初めて、リーダーシップとは想像していた以上に奥深く、多面的なものであることを実感するのです。 そして、ここで、大きな分かれ道に差しかかります。 あるリーダーは試行錯誤を重ねながら自分なりに進もうとし、すべてを自力で解決しようとするリーダーです。もう一方のリーダーは自ら学びの機会に気づき得て自身を拡大し続けていきます。そして謙虚に人に相談し、悩みを打ち明けたり、オープンにできるので逆に沢山の気づきや学びを融合することができ、人から信頼が集まってくるサイクルが作れているリーダーです。 リーダーシップは、一人で抱え込むものでもなく、周りの力やリソースに感謝し、柔軟に世界と調和していくことです。たとえ、企業がトレーニングを提供してくれなくても、私たちは日々沢山の気づきを得て学ぶことができます。計画を立て、チームとコミュニケーションを取り、ミスを乗り越え、権限を委譲し、決断を下し、部下を育てる—このような力は、日々の経験や周囲の方々の姿から学び、意識的に学びを日常に取り入れることで、より確かなものにしていけるのです。学ぶ準備が整っていれば、目の前の出来事は全て学びや気づきを与えてくれるメッセージとなり、私達は日々自分をアップデートできるようになるものです。 逆に、自ら学びたいという準備が整っていなかったとしたら、幸運にも企業がトレーニングプログラムを提供してくれたとしても、せっかくの学びを活かせないままにしてしまうでしょう。しかし、どこかのタイミングで準備が整えば、過去に蒔いた学びの種が芽を出すこともあります。そのとき、嬉しさで目を細めるような表情を見せる方を何度も目にしてまいりました。それぞれのタイミングがあることも、合わせてお伝えしておきたいと思います。 学びとは、学びの顔をして現れるとは限らない——学ぶ準備が整った時に、偶然起こったような事象から大きな気づきを得ることができるのです。そして、その気づきによって自分自身を見つめ直し、成長機会に恵まれていることに感謝の気持ちを持った時に、学びが完了し次の次元に進めることになるのだと思います。 師とは、特定の誰かに限られるものではありません。大切なのは、私たち自身が「学びの準備」を整えておくこと。心を開き、学びに対して敏感であれば、世界は私たちにとっての教師で溢れています。それこそが準備が整った人に見える世界なのです!
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    9 m
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